回収について

回収作業は平成19年2月20日で終了しました。

21日以降、まだ改修していない方は違法となります。KTWでは21日以降、改修作業すること自体が違法となります。まだの方は以下の文を良く読んで、自己責任においてメインスプリングをデータを参考にカットして下さい。よろしくお願いいたします。

エアーソフトガン新法について

平成18年2月6日に警察庁より発表されたエアーソフトガンの法規制で、威力は「3.5ジュール/平方センチメートル未満」ということになりました。この値は6mmBB弾では0.989ジュールになります。簡単に言えば、0.98Jまでが合法なエアーソフトガンで0.99Jからは違法なエアーソフトガンになります。違法なエアーソフトガンは法律で「準空気銃」と命名され、これを所持していると1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。H18年5月18日に衆院本会議で可決され成立し、8月下旬に施行され、施行猶予期間6ヶ月を加えて、H19年2月下旬(2.21)には完全施行されます。 KTWは新法の施行前に、違反となる商品を回収して威力を落とす改修作業をしなくてはなりません。皆様方には大変ご迷惑をおかけしますが、以下の項をご覧になって対処、ご協力よろしくお願いいたします。

回収の対象となるKTW製品一覧

以下の4機種を回収します。なお、新法が発表されたH18年2月以降再発売した三八式(第4ロット)は合法品になっています。また、H18年2月以降出荷のスプリングフィールドM1903A3は新法に合わせて改修済みです。九九式狙撃銃は出荷時にダストカバーを外した状態のものが改修前、ダストカバーが組み込まれたものが改修済みです。H17年に発売された九九式短小銃はすべてが回収対象となります。
<追記>三八式の初回ロット(H14年10月発売)は0.9J以下でした。送弾ロープが黄色の水糸(工事現場でよく見るポリエステル糸)なのが初回ロットの特徴です[第2ロット以降はダイワ釣り糸12号棚センサーブライトR(黄色を含む6色あり)を使用]。

機  種 ジュール値 テスト機種製造年 使用状況
 スプリングフィールド 1.02J 2005年 新品
九九式短小銃 1.13J 2004年 新品
九九式狙撃銃 1.13J 2005年 新品
三八式(第2~3ロット) 1.09J 2005年 新品

このジュール値の測定方法については、次の項をご覧下さい。

計測の方法

<ジュールの計算>
「J=MxVxV÷2000」 [J=ジュール、M=BB弾の重さ(g)、V=BB弾の速度(m/sec)]
 昔は重力加速度を式に入れたN(ニュートン)で表し、単位はKg・mでしたが今はほとんどの国がJを使用しています。1N=0.102J。米国では昔どおりNで、単位はフィート・ポンドです。1フィート・ポンド=1.35J。
<弾速の測り方>
 警察庁は「銃口から1m地点での威力」と言っています。弾速測定器のスタート点とストップ点の中間点を銃口から1mにして測ります。
<BB弾の重量>
 警察庁は「0.2gでの威力」と言っています。ここは重要なことです。BB弾は、同じ銃で撃ったとき、重い弾ほどジュール値が大きくなります。これについては下の表をご覧下さい。

 

BB弾の重量によるジュール値の変化

BB弾表示 (実測重量) 初速(5回平均) 威力(ジュール)
マルイ0.2g (0.197g) 90.1m/s 0.7996 J
 マルイ0.25g (0.244g) 84.5m/s 0.8711 J
マルゼン0.29g (0.287g) 83.1m/s 0.9910 J
マルシン0.3g (0.298g) 81.7m/s 0.9946 J
デジコン0.36g (0.350g) 75.9m/s 1.0081 J
デジコン0.43g (0.429g) 71.1m/s 1.0843 J

テスト銃 :KTWイサカM37ソウドオフ
弾速測定器:OehlerM35P、光センサー式、スタート~ストップ間900mm
重量測定器:RCBSパウダープロ、BB弾20個平均値測定
測定方法 :銃口~スタートセンサー間550mm、5発平均値

イサカ・ソウドオフで、いろいろな弾を使って測定した結果です。スプリングの強さが同じなら、どんな重さのBB弾を発射してもパワー、つまりジュール値はいっしょだと思う方は多いでしょうが、それが違うことはこのデータで分かります。なぜこうなるかは別の場での話にすることにして、とにかく、威力計測は0.2グラムの6mmBB弾で行うということです。

改修方法

KTW製品はすべてスプリング式エアーコッキングガンです。回収対象品はスプリングを弱くしてその改修方法とします。参考までに回収対象の三八式と九九式のスプリングをカットしていったときのパワーダウンの様子を下の表に示します。

 

メインスプリングのカットによるJ値の変化

機種 出荷時 0.5巻き 1巻き 1.5巻き 2巻き 3巻き 4巻き
三八式 1.09J 0.99J 0.90J 0.84J 0.79J
九九式 1.13J 1.04J 0.98J 0.93J 0.83J 0.74J

使用弾 :マルイ電動用0.2g(実測値0.197g)
測定方法:銃口より1m地点での5発平均値

回収対象の三八式と九九式は同じスプリングを使用していますが、威力に違いがあるのはインナーバレル長の違いで、この場合は三八式のインナーバレルが長すぎてブレーキになっているからです。KTWアクションの製品で、威力がインナーバレル長に比例していないのは、この三八式だけです。
 スプリングの仕様:線径 1.5mm、外径 15.8mm、全長 190mm、ピッチ 7mm、巻き数 27。

KTWの具体的な改修方法
 お客様より回収して、メインスプリングを交換またはカットして、お客様にお返しいたします。具体的な回収方法については、次の項をご覧下さい。

回収方法

お客様、お店、問屋さんすべてをユーザーとして、共通した回収方法をとります。
①ユーザー様より発送→②KTWで改修→③ユーザー様へお届け、という流れになります。

①ユーザー様より発送
 送料はお客様負担で発送お願いいたします。
②KTWで改修
 特別な理由が無い限り、無料で改修いたします。
③KTWよりユーザー様へお届け
 特別な理由が無い限り、送料は弊社が負担いたします。

送り先:〒025-0004  岩手県花巻市葛9-256  (有)KTW   ℡ 0198-26-4442

補足事項
 ①発送前にジュール値を確認して下さい。
 ②改造品は有料になります。
 ③改修メインスプリングのみご希望の方は、連絡いただければ郵送いたします(無料)。
 ④不明な点がありましたら「お問い合わせ」フォームをご利用ください。

以上、ご理解のほど宜しくお願いいたします。